アレルギー科の穴場   

2008年 12月 23日

ちび太のアトピーですが、2日前にステロイド使用に踏み切りました。
ちょっと長くなりますが、その経緯について書こうと思います。

◆私のステロイド不信
私はステロイドに対しては、恐怖心を持っています。
その理由は、知人(といっても直接話す間柄ではありません)に
割りと重いアトピーの方がいて、その方は30代になった今も症状に悩まされているからです。
その方は、子どものころステロイドを使用しながら治療をしていて、
「ステロイドを使ったら症状が重くなった」
「あげくにステロイドの内服液や注射まで使用し、副作用がひどかった」そうなのです。
なのでステロイド=悪い薬という強いイメージが私の中にはあり、
これまで自分が医者や歯医者にかかるときは、
使いたくない薬の欄に必ず「ステロイド」と書いていました。

◆情報通な人
なので、ちび太のアトピー治療にもステロイドを使用しない病院を選んでいたのですが、
その考えを変える出来事がありました。
それは、12月1日に初めて行った(産院ではない)母乳ケアでした。
母乳ケアをしてくださる先生は、毎日何人もの乳幼児のお母さんと話をしているせいか、
この地域の赤ちゃんに関するサービスについてとても詳しかったのです。
ケアをしていただきながら雑談が始まり、
私の産院のことも知っていて、通っていたアレルギー科の話になると
「あの先生は本とか出していて人気があっていっつも混んでるけど、
あんまり治療してくれないんじゃない?」と言われました。
たしかに、ある意味治療してくれない(ステロイドを処方されない)ことを理由に
そのアレルギー科を選んでいたので、「はぁ、そうですね」などと話を聞いていました。
その時、先生に勧められたのが成育医療センターのアレルギー科。
しかし、私は以前ここの皮膚科出身の先生のクリニックに行って、
通わずに止めてしまっていたので、その話もしてみました。
(こちらの皮膚科が悪いと言っているわけではなく、当時私が納得できなかったというだけです。)
すると、「皮膚科とアレルギー科は治療方針も違うし、皮膚科で納得できなくても
アレルギー科の治療方針には納得できるかもよ。ステロイドも上手に使えば、いいかもよ」
と決して押し付けがましい言い方ではなく勧めてくれました。
そして、「私が見てきた限り、ここに通っている子はみんな2歳までに脱ステしてるよ」と先生。
今まで、ステロイドって本格的に使ったら一生使うことになるんだろうと思っていた私は
この言葉がきっかけで、ステロイドを使った治療をしてみてもいいかもと思い始めました。

◆予約が取れない
自宅についてから調べたところ、やはり成育のアレルギー科では
ステロイドを使い始める時点から、徐々に減らして治療することを説明していただけるようで、
ここなら安心と思いました。
また、ステロイドの副作用についてちゃんと説明しているところが、
「副作用なんて気にするな」と言う医者より信用できると思いました。

しかーし、成育医療センターは予約を取るのがとっても難しいんです。
予約が取れないという話も母乳ケアの先生に聞いていたんですが、
ケアをして頂いた日はちょうど1ヶ月に一度の予約日。
その日から3ヶ月先までの予約が取れるようになります。
最初の2ヶ月の予約は前月の予約日に埋まってしまうので、12月1日は来年2月の予約を入れられる日なのです。
家に帰り(14時ごろ)早速電話したのですが、もちろん予約はすべて埋まっていました。
それから5日ごとにキャンセルが出ていないか電話で聞いてはいるのですが、
今のところキャンセルが出ていたことはありません。

◆どうしても成育で
そんなわけで、どうしても成育のアレルギー科で治療したい!という思いがつのり、
(私は思い込みが激しいんです・・・)治療方針を調べてそれを実践することにしました。
成育のアレルギー科の良いところは、診察だけでなくアレルギーの子を持つ親のために
クラスを開催し生活指導をしてくれるところなのですが、
院外でも先生の講座を受けることはできるみたいです。
http://www.atopy-symposium.com/ 
(協賛が製薬会社だと私はムムムッと思ってしまうのですが・・・)
そしてこの講座でもらえる資料は、製薬会社のウェブサイトからダウンロードもできます。
http://www.astellas.com/jp/health/healthcare/library/
この資料を参考に入浴などのケアを始めてみました。
ここでも驚いたのですが、同じ病院の皮膚科出身の先生には
「石鹸は皮脂を取りすぎてしまうので使用しないでくださいね」と言われたのに、
アレルギー科では「黄色ブドウ球菌を洗い流すので石鹸をよく泡立てて使う」と
指導しているのです。
そんな細かいところまで、科によって方針が違うのかぁと驚きました。
そしてそのやり方でお風呂に入れてあげると、今までひどかった首や耳の裏などは
湿疹が徐々に改善されました。

◆症状が重く・・・→神奈川病院へ
12月上旬はそんなわけで症状が落ち着いていたのですが、
12月の半ばになるとアトピーの症状が急に重くなり始めました。
そのころにしたことといえば、3種混合の予防接種を始めて受けたことと
離乳食で野菜を開始したくらいです。
今まであまり症状のでていなかったほっぺが赤くなり、
お風呂上りには皮膚から液体のようなものが出て、乾くとカピカピになりました。
そして今週は外出が多かったのですが、かゆいせいかぐずりが激しく
夕方頃には見るからに疲れきった生気のない目をしたちび太がいたのでした(T_T)
そんなわけで何をしたいのか分からないまま、近所の小児科に行って
「早く皮膚科に連れて行ってあげなさい。成育のアレルギー科なんて予約取れないよ。
そもそもアレルギーじゃないかもしれないじゃない」とちょっと怒られた。
で、翌日(土曜日)仕方なく近所の皮膚科に行って、
ステロイドとザジテンドライシロップという飲み薬を処方していただき、
ステロイド使用に踏み切りました。
それと同時にインターネットでまたいろいろ調べていたら、なんと成育の先生が
神奈川病院でも小児のアレルギー治療をしているということが分かったのです。
しかも神奈川病院の先生は全員成育の先生で、ここなら3か月待たなくても
予約がなくても見ていただけるではないですか!
そして週があけた本日、念願の診察に行ってきました。
病院は秦野という小田急線の端の方にあります。成育ならバス1本で所要時間20分くらいだけど、ここに行くにはバス20分+電車1時間ちょっと+バス10分くらい。
朝5時半起床、9時10分病院到着(乗り換えがうまくいかなかった)、11時50分診察!
診察してくださった先生は、やさしい女性の先生で診察室に入って多分30分くらい、
じっくり診察や説明をしてくださいました。
「成育のアレルギー科で見ていただきたかったんですが、予約が取れなくて」と言うと
「(同じ先生が治療しているって)どうやって調べたんですか」と驚かれましたが、
最近、たまにそういう人がいるらしいです。
本当はパッチテストでアレルギー検査をするのがよかったみたいなのですが、
抗アレルギーの飲み薬の飲んでいると結果が出なくなってしまうそうで、
採血をしてのアレルギー検査をして、ついでに自費でちび太の血液型も調べていただくことにし、
診察室を出るときには先生に「がんばりましょうね」と
にぎりこぶしのポーズで言って頂きました。
成育の方は次回1月5日の予約日に電話しまくって
(朝一でかけても1時間半くらいつながらないらしい)、3月の予約が取れたら
移りましょうということになりました。
その時も同じ先生方に見てもらえると思うと安心です。

◆がんばります
本当にこれでよかったのか。それは今でも分からないです。
医師を信用しないわけではないけど、症状には個人差があるだろうし、
そのうち脱ステできたとしても、その後に使っていく保湿剤に副作用はないかとか
10年、20年後は分からないです。私の気持ちもまた迷走しちゃうかも。
でも、ステロイドを使い始めてのちび太は、驚くほど笑顔が増えました。
今まで、気が付かずにつらい思いをさせていたのだと、反省しました。
アトピーの治療はやっぱり納得行く方法じゃなきゃ続かないというし、
取りあえずこれでがんばろうと思います。
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by korochan-mama | 2008-12-23 01:47 | ちび太のアトピー

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